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看護師の転職~高年齢、ブランクがあっても大丈夫?

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潜在看護師は喉から手が出るほど欲しい存在

2012年時点で就業している看護師等の総数は約154万人、一方で看護師の資格を有していながらも、現在看護師として就業していない潜在看護師の数は約71万人に上ります。看護師は年間約3万人ペースで増加していますが、厚生労働省の推計では、3人に1人が65歳以上となる超高齢社会が到来する2025年には、約3~13万人の看護師不足が生じる計算です。

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出典:厚生労働省医政局看護課調べ

 

この2025年問題の救世主として注目されているのが潜在看護師です。潜在看護師の復職を支援するため、2015年には改正看護師等人材確保促進法が施行されたほどです。病院以外にも、クリニックや介護福祉施設、保育園など、看護師のニーズは確実に増大しており、潜在看護師は現場が喉から手が出るほど欲しい存在、いわば売り手市場です。つまり自分に有利な条件で復職することが可能なのです。

潜在看護師の離職理由は様々ですが、2010年の厚生労働省の調査では結婚・出産・育児のための離職が全体の約40%を占めています。近年では男性看護師も増加していますが、やはり圧倒的に女性看護師が多い中、肉体的にも精神的にもハードな業務と家庭との両立は、相当に大変なものです。お子さんが大きくなるまで、現場を離れていた方も多いのではないでしょうか。中にはブランク10年、20年の方もいらっしゃいます。ブランクに比例して不安が大きくなるのも無理はありません。

復職時の不安材料としては、まず最新技術の著しい進歩が考えられます。初めて目にする最新医療機器、使い方を習得すればあとは慣れるだけですが、それまでの不安は大きいことが予想されます。また、採血や注射など基本的な看護技術を忘れてしまっている場合もあると思います。普通の仕事ならやりながら思い出せばいいのですが、人の命に直結する医療現場において、いい加減は許されません。即戦力として期待されてしまうために看護技術への不安は復職の足止めになり得ます。他にも、年下の上司の下で上手く働けるか、職場の雰囲気に馴染めるか、人間関係はどうかなど、不安は募るものです。

しかし、そんな方でもご安心ください。先にも述べた通り、慢性的な看護師不足となっている今、潜在看護師は現場が喉から手が出るほど欲しい存在なのです。しかも現場復帰するための準備を整えてもらうために、様々な機関が支援プログラムを設けています。例えば、病院では復職支援のための研修を行っているところもあり、最先端の臨床現場での経験は自信に繋がります。各都道府県のナースセンターでも定期的に無料の講習を行っており、相談コーナーで復職への不安を相談することもできます。さらに復職への近道となるのが、転職支援サービスが開催している講習です。登録さえしておけば、講習で最新医療機器の使い方や看護技術の習得に専念している間に、プロのコンサルタントが希望条件に沿った職場を探してくれるため、非常に効率的です。待遇交渉まで代行してくれる上、職場の雰囲気や特徴など詳しい情報も教えてもらえるため、復職前の不安も減ります。また、非常勤や時短勤務、病院以外の職場など幅広い勤務形態、職場を選ぶことができるのも、転職支援サービスに登録しておくことのメリットです。最前線の臨床現場で活躍するも良し、子育て経験を活かして保育園や児童福祉施設で働くも良し、お話し好きな方、力持ちな方は介護福祉施設でも大歓迎されるでしょう。離職期間中の経験までも強みにしてしまう前向きな復職が成功の鍵です。